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ドイツ製 機能型シューズ Lunge(ルンゲ)

この仕事をしていると海外を含め出張することが多い。
特にヨーロッパに行くことが多いのだけれど、足元は100%LUNGE一択。
歩き回ることが増えるので、出張中も出張後もしばらく身体中がバキバキになって困っていた。
楽しい半面、身体への負担は時差も含めてそれ相当にある。
そこで出会ったルンゲのスニーカーが僕の救世主に。信じがたいし、大袈裟に聞こえてしまうかもしれないけど、靴一つでここまで変わるのかというぐらい、他の靴を選ぶ余地がなくなった。
それまで履いていた靴がひどかったのか。いえいえ、しっかりしたスポーツシューズだったり、コンフォートシューズだったり、疲れにくいソールを搭載した有名スニーカー達を履いていたよ。
最近はヨーロッパでもLUNGEは知る人ぞ知るドイツ製ブランドになり、ヨーロッパで履いていると、「Coolとか良い靴履いてるね」なんて言われるようになった。外観のデザインはあえてクラシックに仕上げていて、仕事着にもカジュアル着にも合う。
今回はそんな僕のべた惚れLungeをご紹介できる日がきた。

Q. LUNGEってどういう靴?
A. LUNGEは走る人、歩く人、日常使いで、靴からできる身体へのサポートを追求した機能型シューズ。すなわちスポーツシューズとコンフォートシューズの部類に入る。
さらなる進化を追求していくために、目の届く場所で製造したいとドイツに工場を構え、大量生産はできないながらも、納得のいく靴を製造できるようにしたブランドだ。

Q. どういった経緯でこの靴ができたのか?
A. ドイツ人であるウルフとラーズのルンゲ兄弟による40年に渡るランニングプロショップを経営してきた経験から、数多くのランニングシューズを販売し、また彼ら自体がランナーとして感じた靴の知識を活かし、ソールの開発から取り組み、テストを繰り返し正真正銘のこだわったシューズブランドを作りたかったからだ。

Q. 一番開発に力を入れたところは?
A. ソールの素材と構造。靴の弱点はある一定の距離を歩いたり走ったりするとソールのクッション性が落ちてしまう。優れた素材を使うことで快適な履き心地を長く維持できる弾性のあるソールとなり、さらにLUNGEには特別な立体インソールが装着されています。値段が高いと思われるかもしれないが、素材が良いのと、ドイツ製にこだわっているからご理解をいただけることを願う。

LUNGEの靴の選び方とサイズに関して
1. 機能性で選ぶ
2. ジョギングシューズとして
3. サイズ感に関して

1. 機能性で選ぶ
お好みでどのスニーカーを選んでいただいても十分な機能が備わったスニーカーとなっているのですが、Lungeの心臓部となるミッドソールの機能に違いがあります。
見分け方は製品名(モデル名)の後にS, N, Rのアルファベットが大体付いています。一部無いものもあります。
このアルファベットがソールの種類となります。
例えばSとNはほぼ外観上では同じですが、ソール内側の構造が違い、機能が変わります。

S = Stability(安定性)
- 最大の特徴がソール内面側(土踏まず側)にサポート機能があり、内側に脚が倒れ込むのを抑制します。着地時の衝撃吸収と程よい反発力で歩走をサポートしてくれます
このSソールをおすすめしたいタイプの足は
筋力が少ない人
足腰が疲れやすい人
内股気味の人
など

N = Nuetral(中立的)Lungeの新ソールとなり 日本では今回が新発売となります。
- ニュートラルで全体的にバランスのとれたソール。安定感ある歩走ができ、着地時の衝撃吸収と程よい反発力で足を自然にすすめてくれる感覚です
このNソールをおすすめしたいタイプの足は
自前の筋力で歩走したい人
O脚気味の人
LUNGEのSソールを履き続けていて、内面側のソールからのサポートはもう必要ない人
足の筋力をつけたい人
など

R = Rebound(反発力)
- 反発力のある厳選されたPUのクッションソールで特に弾むような歩走と安定感ある着地をサポートしてくれます
Nソールと機能は似ていますが、こちらのRソールの方がより柔らかいソールです。
このRソールをおすすめしたいタイプの足は
自分の筋力で歩走したい
やわらかいソールを好む人
自前の筋力で歩走したい人
O脚気味の人
足の筋力をつけたい人
など

2. ジョギングシューズとして
ジョギングやランに使う人は、商品名(モデル名)にRUNが付く靴を推奨します。アッパー素材の通気性が良く、インソールも軽量化されています。もちろんウオーキング用として、日常靴としても快適です。

3. サイズ感に関して
現在お客様が履かれておられる靴によってサイズ感覚はそれぞれ違ってしまうので一概には言えない事をご了承の上で、有名ブランドのスニーカ-よりは0.5Cm程度小さめかなという感覚の方が多いです。アッパーもフィット感のある靴です。言い方を変えればフィット感を大事にする靴ともいえます。
僕の場合、大体のスポーツブランドのスニーカーはUS9(27.0Cjm)を選べば良いのですが、LUNGEはUS9.5(27.5Cm)を履きます。冬場の靴下が分厚くなる季節はUS10.0(28.0Cm)でも履きます。

ドイツにスニーカー工場があること自体が稀で、なお機能を追求するスニーカーとなると僕の頭の中では思い当たらない。そんな貴重なシューズブランドがLUNGEなんです。是非一度シューズをご検討いただければ嬉しいです。
最後に靴は履き続けると、どうしても寿命がくる。
そんな時はLungeのインソール(中敷き)は取り外しができるタイプなので、インソールにダメージがなければ、ぜひ他の靴に入れて使用して頂きたいです。
京都の老舗のまんじゅう屋でも、長靴にLungeインソールを入れて使ってくれているところがあるのだけれど、身体の負担が減ったとの報告がありました。

https://grgb.stores.jp/?category_id=5d9485db745e6c64c5cdf3bd