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【Tilak】中綿ジャケット3アイテム比較!

Tilakの中綿ジャケット3アイテム比較!

暖かい日が続きましたが、いよいよ冬本番の寒波到来ですね。今回は、問い合わせの多いインシュレーションアウター3モデルを比較しながらのご紹介です。

まずは秋冬アイテムののメインストリーム
 「SVALBARD Jacket(スバルバード)、

ミルスペック 米軍 ECWCS Level7相当の中綿力を誇る
 「SIBERIA MiG Jacket」(シベリア ミグ)、

手軽さと軽量でもTMG仕様
 「VERSO MiG Jacket」(ベルソ ミグ)
の3アイテムをご紹介。

それぞれ想定シーンが異なるため仕様は異なりますが、どのアイテムも満足度の高いモデルです。

まずはメインストリームの「SVALBARD Jacket」(スバルバード)。

やはり評価されているのはアウターの素材の「GORE-TEX® Infinium」。
中綿モデルは中綿の重量を少しでも感じさせないためにアウターに薄手の撥水ファブリックを採用することが多いのですがスバルバードは縫製部分を裏からテープ処理をしていないので「Infinium」のカテゴリーに配置されますが、ファブリックは「GORE-TEX® Paclite PLUS」。防水透湿ファブリックが採用されているので多少の雨にはアドバンテージ(優位性)があります。しかも中綿はダウンよりも濡れに強いと言われる化繊綿、「CLIMASHIELD®」。

本格的なアルパイン用のインシュレーションモデルでもあるので、我々が着用するレイヤリングと違う使い方で着用されていることも。それは中綿アウターをGORE-TEX®ジャケットの上に羽織るレイヤリング。その為もあるのでしょうか少し腕の袖丈が少し長めに設定されています。

言わずとしれたTilakの「ど定番」。ヨーロッパでも屈指の人気を誇り、日本国内ではシンプルでスペックが十二分な仕様なこと、オン・オフ様々なシーンで使い勝手の良いアイテムとして人気のアイテムです。

「SVALBARD Jacket」(スバルバード)
https://grgb.stores.jp/items/5f7fd0703313d25b44bd7eec

次は「SIBERIA MiG Jacket」(シベリア ミグ)

「SIBERIA MiG Jacket」(シベリア ミグ)は米軍 ECWCS 様々な気候やシチュエーションに対応するレイヤリングシステム内の極寒地のアウターに位置づけられる「LEVEL 7」に相当する。Tilakラインナップ中、最高峰のインシュレーションアウター。

細かいスペックはモデルごとの説明に任せるとして、やはりこのモデルは、「これでもか!」という中綿のボリュームが目を引きます。定番モデルのスバルバード ジャケットの約1.6倍の中綿は伊達ではありません。
その上、着丈が少し長めでお尻もしっかりカバーしているのも極寒地アウターたる所以です。あまり動くことのない冬季のサッカー観戦なんかでは最適なモデルですね。スナイパーが着用することも想定されているんだとか。

首元(うなじ部分)や袖口は、外気の侵入を防ぎ温めたロフト内の空気も逃さないようストレッチファブリックを採用するなど、かゆいところに手が届く仕様となっています。

このモデルは単色のBlackとKhakiの他に、BlackKamoと、Alpine(WhiteCamo)のラインナップが存在します。Alpineは雪山で使用するMULTICAM®が採用される迷彩(カモフラージュ)パターン。Blackは特殊部隊用のカモフラージュファブリック。採用できるブランドが少ない上にTilakで継続するかは未定なのでラインナップされているうちにご検討ください。

「SIBERIA MiG Jacket」(シベリア ミグ)
https://grgb.stores.jp/items/635770024aed19251817f04e

最後は「VERSO MiG Jacket」(ベルソ ミグ)

「VERSO MiG Jacket」(ベルソ ミグ)は中綿にポーラテック®アルファ®を搭載した「薄・軽・暖」ジャケット。アウトドアユースを、軍仕様アレンジされたモデル。

上記の2モデルとは使用目的が異なり、あくまでもアクティビティー(体を動かす)が前提のインシュレーションジャケット。それはポーラテック®アルファ®が保温しながら余分な湿度と温められた空気を適度に抜くことで快適な環境を提供するからです。

このジャケットを手に取ったときには「この中綿で寒くないの?」なんて感じられる方も多いかと思いますが、高めに設定されたスタンドカラー(襟)も含め、実際には必要十分と感じられる方が多いかと思います。このボリュームだと秋口から春先まで重宝するので着用期間も長くなります。

フードは襟に収納されるディテールで軽くかさばりません。
「MiG」仕様となることで肩と腰、肘には補強ファブリックが配置され耐久性も上がっています。

冬に車生活が前提の都会のユーザーや、アクティビティー前提のユーザーにはもってこいのモデルと言えます。

「VERSO MiG Jacket」(ベルソ ミグ)
https://grgb.stores.jp/items/638dc5342ee5c2216313959a

オン・オフ、オールマイティーに着回すなら「SVALBARD」、
スポーツ観戦などでじっとしていても暖かさを求めるなら「SIBERIA MiG」、
アクティビティー前提で軽量化を図りたいなら「VERSO MiG」が
と、それぞれのモデルで「推し」のポイントが違うこの3モデル。

あなたならどのモデルを推しますか?